令和三年活度報告

「神道青年全国協議会中央研修会」

中村美和子

 

令和三年度神道青年全国協議会中央研修会が、三月九日~十日「発信力〜郷土を愛してやまない若者たちへ〜」というテーマで、新潟市音楽文化会館に於いて行われた。

 

 

第一講は、フラー株式会社代表取締役会長の渋谷修太先生。地元新潟の活性化に尽力され、IT格差をなくすための様々な事業や、地元の方々同士が楽しんで関われる、親しみのあるアプリの開発などをされていることを聴講し、地方でも人との繋がりを通じて発展できるという可能性を感じることができた。

 

第二講は、衆議院議員、元防衛大臣の稲田朋美先生。

現在日本は、アメリカを中心とする諸外国との体制の見直し、防衛、エネルギー問題、皇位継承の考え方、夫婦の氏に関する議論など様々な問題に直面しており、自分で自分の国を守る努力をしなければならない時に来ていると述べられ、憲法改正などに向けて取り組まれていることを聴講した。

 

第三講は、NSGグループ会長の池田弘先生。新潟県に教育や人材育成、スポーツや文化などの106もの事業を展開され、新潟市鎮座の愛宕神社宮司も務められている。人の役に立つこと、生まれた土地に恩返しをすることを志とされ、その一貫した考えや行動によって人からのサポートも受けやすくなり成し遂げられると述べられた。

 

この中央研修会は二年間中止を余儀なくされ、今年度も十八の都道府県に蔓延防止等重点措置が適用される厳しい世情の中、万全の対策の下で学びを深めることが出来ましたこと、主催の神道青年全国協議会を始め、主管の北陸神道青年協議会、とりわけ担当県の新潟県神道青年協議会の皆様方に深く感謝申し上げます。

 

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