令和元年活度報告

神道青年東海地区協議会教化研修会、親睦行事 10/11

神道青年東海地区協議会総会並教化研修会

 

令和元年9月10日、当会当番にて恒例の神道青年東海地区協議会総会並教化研修会が松本市深志神社梅風閣にて開催されました。

総会終了後の教化研修会では講師としてオリンピックバドミントン女子シングルス日本人初のメダリスト奥原希望選手を育て上げられた奥原圭永先生、また「サムライフ」著者でありNPO法人侍学園スクオーラ今人理事長の長岡秀貴先生に御講演頂きました。

 

翌11日には松本市総合体育館におきまして、前日の講演内容に因んだバドミントンによる親睦行事を開催。東海五県のみならず北陸地区の皆様にも御参加頂き、各コートにて熱戦が繰り広げられ最終的には岐阜県が優勝。時期当番県である三重県の宇治土公会長によるスピーチで幕を閉じました。

東海五県教化研修会

 

  副会長 押森 慎

「スタートラインはいつでもやってくる。生きている限りは。」

 事前の役員会の席で、「じゃ押森君長岡秀貴先生の謝辞お願い」と言われ、映画サムライフを三回は観た。この言葉を使えば、事前に勉強しているかわいいやつ、と喜んでもらえると思い当日を迎えた。

 ついでに言えばユーチューブで素敵だなぁと思っていた、TED「時間という財産」の講演者が、実は、長岡先生だったり…。

 そんな憧れと、緊張と、〝遅刻の焦り〟が入り混じった感情が渦巻く中、梅風閣に足を踏み入れた(事前準備に参加できず、さらには当番県でありながら開会直前に会場入りしたことお詫び致します)。

 そこで待っていた言葉は、「やっぱり今日は開会の言葉でお願い」…です。

「スタートラインはいつでもやってくる。生きている限りは。」

 実に身に染みる言葉であった。

 結果として、中村美和子さんが恙ない司会、そして素晴らしい謝辞を述べ、県外に恥を晒さなくて良かったことは言を俟たない。

 この研修会は、長野は教育県という言葉から、今この時代に神社としてどう関わっていくことができるのかを考える、会長の想い溢れる、教育に目を向けた企画であった。バトミントンと侍学園以外の説明は省略するが、奥原圭永先生と長岡秀貴先生はともに教育の第一線で活動している方々である。お二人ともこれまでの人生で悩んだこと、考えたことなど、貴重な人生の経験を語ってくれた。

 一番の気づきは、自分は頑張っている方だと、錯覚していること。そんな甘いものではなかった。外に影響力を与えることが出来る人は、自分が考えているより途方もない努力をしている。熱量が違う。

 靴下が血だらけになるくらい集中して練習したことなんてない…(くつずれですら気にして省エネに切り替える)。

 サンタクロースになりきるためにベランダに長時間いることなんてない…(子供に口でうまくモノをだしにしてまるめこむ)。

 人とどう向き合うか、自分の時間を何のために使うのか、教育という言葉の重さを感じることができる講義であった。

そして情報化社会が進んだ今でも、私たちは栄光にばかり目を向けてしまう傾向がある。が、栄光を手にした人も、多くの挫折や葛藤があり、それが今なお続いていることを教わった。

「スタートラインはいつでもやってくる。生きている限りは。」

やっぱり身に染みる言葉であった。

教 化 研 修 会 親 睦 行 事 を 終 え て

総務委員会理事 森井 郁

 

去る令和元年 9 月11日 、 教化研修会二日目の親睦行事、バドミントンが松本市総合体育館にて行われました。県ごとのチームに加え、石川県と長野県で結成された北陸チーム、計6チームでの試合。

賞品には、一日目で講師をして下さった奥原圭永先生より、奥原希望選手のラケットをお譲り頂き、優勝・二位のチームに頂けると言うことで、盛り上がりを見せる中、試合が始まりました。

ダブルスと言うこともあり、お互いの様子を見つつ、また華麗なチームプレイにて相手を圧倒するチームもあり、真剣勝負をしつつも和気あいあいといった雰囲気で時間は進んでいきました。

結果、長野チームは五位に終わり、惜しくもラケットは逃しましたが、個人的にMIP賞という素晴らしい賞を頂くことができ、驚きと嬉しさでいっぱいでした。他県の皆様のご協力を頂き、無事研修を終えることが出来ましたことを感謝致しますとともに、協力して成し遂げる楽しさを改めて感じることが出来る一日でした。

本年は当番県と言うこともあり、研修会の実行委員会の皆様を始め、連日にわたり準備等して下さった皆様、本当にありがとうございました。

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