令和三年活度報告

夏期セミナー受講を終えて

 

長野県神道青年会 教化委員 隠岐 有紀子

 

令和三年八月二十七日、神道青年全国協議会主催の夏期セミナーが開催され、松田会長をはじめ四名の皆様と受講して参りました。セミナーでは「日本祭典~いま青年神職に求められるもの~」との主題により、三名の先生方にご講演頂きました。コロナ禍という昨今の状況から今年度はZoomを用いての遠隔研修であり、全国より二二〇名を超える参加となりました。

第一講は塚嵜智志先生(野村證券株式会社)により「神社を取り巻く環境変化~これからの神社機能を考へる~」、第二講は安永雄玄先生(築地本願寺)により「築地本願寺の経営改革」、第三講は山本陽平先生(株式会社オマツリジャパン)により「コロナ禍における祭りとコミュニティの在り方」との演題でお話を頂きました。

神社を取り巻く社会環境は急速に変化しており、神社の本質が問われる中でいかに神社を護持していくかが課題となっています。様々なデータや実例をご教示頂いた今セミナーは、将来を担う青年神職にとって様々な指針となるものであったかと思います。学ぶことの多いセミナー受講となりました。

 

 

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