令和三年活度報告

三重県・長野県 両神道青年会合同植樹事業に参加して

                                                               会員 宮田 伊織

 

この度、持続可能な開発目標の一環として微力ながら三重県神道青年会の皆様との植樹事業への参加を決意した。自分は普段から木曽で生活し、良質なハイパーソニック・エフェクトを存分に享受しているので特に大きな気持ちの変化は無いだろうと思った。

 

 

しかし、いざ現場へ足を運ぶと鬱蒼とした森と普段は顔を合わすことのない大勢の参加者の皆様に囲まれ、まるでお祭りの時に味わう非日常な感覚に襲われた。

 

そして、黒沢口御嶽神社若宮の境内に於いて作業をし、講師の方のお話を伺う中で、自然の中で一人の人間、一本の木が各々の役割を担い、調和の保たれた循環の中に組み込まれていることを改めて感じた。

 

 

それは、神道の持つ独特な世界観、宇宙観、人間観の中のごく一部であり、その全てを体感することは出来ないかもしれないが、心強い仲間達が互いに協力し合い、苗木を植えるという今回の事業は間違いなく「人との繋がり」を実感できた機会であったと思う。

 

 

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